–2020年にRIKCADをご導入いただいてから計測パレットをフル活用されているとお聞きしました。
計測パレットでの拾い出しはどのような時に使われていますか?
「主に概算見積り作成の際に使用しています。平面図を入力後、計測パレットで計測した数値を見積に反映しています。」
–RIKCAD導入前は手動でおこなっていたのでしょうか?
「RIKCAD導入するまでは手描きで描いた平面図を三角スケールを使いながら手動で数値を計測し、
手拾いした数値を見積に反映させていました。かなり時間がかかっていましたね。」
–計測パレットでは数値に若干の誤差などが生じる場合もありますが、その辺はどう対応されていますか?
「あくまで概算なのでそこまで気にしていないです。コンクリートの面積が1㎡変わったところで、
お客さんに請求するわけじゃないので…。ただ、少数点以下まで入れた数値を提示するとお客様からは、
『すごく細かいですね』と言われて、信頼に繋がっているような気がします。」
–業務効率はあがったと感じていらっしゃいますか?
「例えばコンクリートの面積が50㎡って計測すると、ワイヤーメッシュの枚数もその㎡数で割れば
すぐ算出できるので算出は各段に早くなりました。
私はブロック・タイル数の拾い出しはあまり使わず面積の計測をフル活用しています。
基本的にタイルの枚数よりも、発注かける時は㎡数で建材店に頼むので…。
計測パレットがないともはや仕事ができないくらいの状態です(笑)。」
–嬉しいお言葉です!具体的に何分くらい時短になったかお聞かせください。
「多分1件あたり4~50分は時短になっているかと思います。
手動だと長方形の駐車場だったら計測しやすいんですけど、複雑な形になると難しくて。
私はヘロンの計算式でしていたんですが、歪な形の土地の場合は三角形を作ってその㎡数をずっと計算して…。
物件にもよりますが、やはり時間はかかっていましたね。」
– 月の案件数はどれくらいでしょうか?
「新規や同時進行のものも含めて20件ほどです。
RIKCAD導入後は成約率もあがりました。導入前までは月1~2件の成約だったのが、
今は月に3~4件成約に至るようになりました。」
–倍以上ですね!その要因は何だとお考えでしょうか?
「やっぱり計測パレットじゃないかと思っています。
提案スピードもですし、私はお客様の目の前でCADを入力しながら打合せするのですが、
その際にも計測パレットを使用して拾い出しして概算金額を目の前で見せます。」
–珍しいですね!あまり前例のない提案手法だと思います。
「その場で見積もりにするんです。スピード感と透明性ですね。
実際に図面を見てもらって計測して何にいくらどれくらいかかるんだとライブで見てもらいます。
一旦、引き揚げてお見積りだしますというスタイルもいいかと思うんですが、それも時間のロスかな思いますし
お客様にとってもロスがないので、喜んでいただいています。」