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機能レビュー【石材配置】

河村 源太氏【エルクホームズ株式会社】

エルクホームズ株式会社は1971年創業の山口・広島のハウスメーカー。地域に根差し、時代を見据えたネットゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH住宅)を推進し、お客様にとってベストな住まいを提案し続けています。エクステリア提案時に石材配置を活用し、ロックガーデンを提案しているという河村源太氏に“石材配置機能”についてレビューしていただきました。

石材配置機能はロックガーデン提案時の強い味方

–石材配置がお気に入り機能ということですが、なぜでしょうか?

「ロックガーデンが流行っていることが理由のひとつにあります。
CAD入力時に石を一つ一つ並べるのは手間がかかるので、避けたい作業です。
一点ずつ石を入力するより、バッと一気に石が配置できとても効率的です。
石材配置を使いたいがために、システムプランに加入したと言っても過言ではありません。

 

 

石はどのような種類を使用されているのですか?

「地元・山口県の石材を使います。主にグレー系の石が多いです
石のサンプルは取り寄せてお客様に事前にお見せしたりもします。
栗石は美祢市の石灰石を使ったりすることもあります。モノトーンのデザインが流行していることもあり、
地面の方は白っぽく無彩色にしてダークになりすぎないよう、メリハリが出るように心がけています。 」


▲左:イメージパース 右:実施工写真(提供:エルクホームズ株式会社)

 

 

–どのようなお客様にロックガーデンを提案されていますか?

前提として、シンプルなエクステリア工事をご希望の方へはあまり提案しません。
こだわりを持っていらっしゃる方や、ある程度自由な設計にしたい方へ
エクステリアのアクセントポイントとしてお勧めします。
また、植栽を提案した場合にメンテナンス的に植栽は不要だと言う方もいらっしゃいます。
その際に、自然石を並べることで自然物の柔らかさ、豊かさをエクステリア空間に与えることができます。
SNSでロックガーデンのデザインを見たお客様から、リクエストされることもあります。
自然の風合い、かっこいい雰囲気、ローメンテナンスな点もロックガーデンの魅力の1つだと思います。

 

 

–アクセントとしてロックガーデンをデザインするとのことですが、どの辺りに配置することが多いですか?

「ファサードから見えるポイントに置くことが多いです。
ロックガーデンは装飾的な役割なのでバックヤードに使うものではないと思っています。
ですので、家の顔となる部分にデザインすることが多いです。
アプローチに合わせたり、植栽の足元への配置もします。」

 

 

植栽については、欲しい方と要らない方と二極化している印象です。

「植栽に関しては世代による違いも感じています。
若年層はカッコよさを求めるから植栽や自然物を取り入れ、頑張ってお手入れされる方も多いです。
高齢層では、植物が好きな方はライフワークのように日々お手入れされる方もいらっしゃいますが、
お手入れの苦労を知っている方には断られることが多いです。
庭リフォームの需要も高まっていて“庭じまい”と言うキーワードが、今後の課題になるかと思います。
ライフスタイルの変化によって、今は車も1人1台というライフスタイルになってきており、
昔ほど庭に装飾性を求める事は少ないのかもしれません。より機能性が求められていると感じています。

 

 

– RIKCADに今後、求める事は何かありますか?

作業効率やオペレーションの効率化は、ある程度まで行きついていると思います。
今後の生産性の上げ方として、パーソナルなカスタマイズができるようになることを期待しています。
ユーザー個々のオペレーションをAIが判断して、CADが自己学習してその人に合わせた
フレキシブルな使い方ができるようになるなど…期待しています!」




▲左:イメージパース 右:実施工写真(提供:エルクホームズ株式会社)

:取材協力:
エルクホームズ株式会社
代表取締役社長 卜部治久
所在地 山口県周南市
取材日 2025年7月25日



※石材配置はシステムプラン限定機能となります

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