インスタント材質を駆使して内観パースを提案!
–インスタント材質をよく利用されているとのことですが、リリース当初からお使いでしたか?
「いえ、リリース当初は使っていなくて…。『こんな機能がでたんだ、便利そう』とは思いましたが、
マニュアルを読むとちょっと難しそうで。ですので、すぐには使っていなかったんです。
ですが、必要に迫られて自分で直感的にやってみたら『あ、意外と簡単にできた』という感じでした。」
–必要に迫られて使いだしたとのことですが、どのような必要性だったんでしょうか?
「内装のイメージパースを作る時に必要でした。“建物内部から見たガーデン”のパースではなく
内観設計用のイメージパースが必要だったので、汎用的なものではなくメーカーの素材である必要がありました。
内装材のメーカーからもシームレスな壁紙画像などが用意されていていますので、
それをインスタント材質から読み込んで内装のパースを作ります。
RIKCADは外構・エクステリア部材はとても豊富ですが、内装材は入っていないものも多くて…。」
▲RIKCADで作成した内装提案用パース(提供:有限会社ビークリエイト)
–ライブラリにオリジナル登録をするより、インスタント材質機能の方が良いのでしょうか?
「そうですね。オリジナルの素材をライブラリに登録するやり方も、もちろん知っていますが
リロードする手間がかかりますので。その辺りはインスタント材質を使った方が効率化になると思います。」
–インスタント材質で使用するのは内装材メインですか?
「壁やガラスに貼るロゴなどの画像もPNG形式で透過させて、
場面に応じてインスタント材質に登録して使います。
先ほども言いましたが、ライブラリに登録してリロードするより早いので…。」
– RIKCADで内装パースの提案をする際の工夫やアイデアをお聞かせください。
「内装の提案で使う部材はSketch Upからダウンロードすることが多いです。
またKOKUYOなどのメーカーが配布しているデータも使います。
ただそれでも足りない時はモルフで作ることもあります。完全なオリジナル部材です。
エクステリアに特化しているイメージのRIKCADですが、表現的に内観パースを作るのに苦労しません。
RIKCADがなかったら仕事ができないです(笑)。」
–嬉しいお言葉ありがとうございます!インスタント材質機能で改善要望などがあれば…。
「インスタント材質機能に求める事は、登録数が膨大になってくると管理がとても大変なので、
フォルダで分類分けできるようになったら嬉しいです。
あとファイル検索をかけられるようになったら、さらに使い勝手が増すと思います!」
▲イメージパース(提供:有限会社ビークリエイト)
:取材協力:
有限会社ビークリエイト
代表取締役 米田由美子
所在地 北海道札幌市
取材日 2025年6月25日
※インスタント材質はシステムアップ限定機能となります