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事例・実績 ユニバーサル園芸社

大阪で大人気のグリーンショップ・the Farm universal。
(株)ユニバーサル園芸社が仕掛けた大型グリーンショップとして連日にぎわいを見せています。
広大な敷地に豊富な品揃えの植物や雑貨、カフェ、子供が遊べる広場を併設し、幅広い世代のファンを獲得しています。
the Farm UNIVERSALではガーデンや外構の施工も受注しており提案時にRIKCADを利用しています。
人気ショップが目指す庭づくりとは…坪根諒平氏にお話しをおききしました。


 

園芸の専門店だったと思うのですが、外構の施工は受注していたのですか?  


「そもそもは園芸の専門店でした。エクステリア・外構ではなく、花壇などの工事は受けていました。
本格的な外構の受注は2年前、the farmがオープンしてからです。
私は観葉植物レンタルの担当だったんです。
ホテルや店舗への観葉植物のレンタルが主だったんですが、ゼネコンへの植栽提案などで
屋上緑化の工事などに携わったこともあり、外構部門の担当となりました。」

 

 

現在の外構部門のスタッフの数は何名ですか?


5人体制でやっています。設計担当が3名、工事担当が2名。
設計室の売上規模は年間で1億です。
ショップからの案件、営業が受注してくる商業施設の案件等も請け負っています。」

 

 

–案件の単価はどのくらいかお聞きしてもいいですか?  


「200~300万くらいです。関西ではやや高い方かなと思っています。
10~20万の植栽工事だけでも請け負います。
店舗や住宅問わず、ご縁があれば請け負っています。
基本的に弊社の提案する外構・ガーデン設計はナチュラルな指向だと思います。
私は観葉植物に精通しているので室内が担当の案件もたまにあり、
そういう時はベランダガーデンの工事にもつながったりします。」

 

 

 

–インドアグリーンの提案から派生して外部のグリーンの提案にもつながるんですね。


「逆パターンもあります。店舗前の外構工事をしてほしい、と頼まれた場合に
店舗内にも植物を入れたほうがいいと提案することもあります。
そのあたりのフレキシブルな対応は園芸店ならではの強みじゃないでしょうか。

 

 

RIKCADはいつから導入していただいたんですか?


「実は他の事業部(建材輸入の部署)で導入していたんです。
ですので、そのままRIKCADで提案することになりました。」

 

園芸業界の運営が厳しいと耳にすることがありますが、thefarmがオープンしてから変化はありましたか?


「改装前は売上も下がっており、テコ入れのために今の形態にリニューアルオープンしました。
オープンしてからはメディアの力が大きくて。メディア以外にも口コミやSNSでワーッと広がりました。
売上は、改装前と改装後では約5倍以上になりました。
これからどう維持していくか…物珍しさで来訪した人を顧客にするための創意工夫は必要です。

 

来店する客層はどの層が多いですか?


「若いファミリー層が増えました。駐車場があり子供を遊ばせる場所も、カフェもあるので。
レジベースで300万人なので年間、1000万人以上の来場になっていると思いま

 

すごい数ですね!新規のご提案数はどのくらいでしょうか?

 


20~30件。その中から成約率するのは5~6割ほどです。

 

 

 

–プランニングは無料で?それとも有料でおこなっていますか?



一時期、有料化したんですがやはり客足が減りました。
成約率は比較的あがりましたが全体の分母が減ってしまうので中止しました。
成約したお客様のみ設計料はいただいています。
プランニングの有料化は全国では増えつつありますが、なかなか難しいですね…。
図面の盗用などの問題もありますが解決策はまだ見出せません。」

 

-おしゃれで素敵なショップなので「働きたい」という問合せも多いのでは?


はい。お問い合わせいただくこともあります。
ただ、人材育成の余裕がなく即戦力しか採用できないのと、

植物は生き物でどうしてもイレギュラーなことが発生しやすいんです。
生き物を扱うと通常の労働基準から外れてしまうこともあるので、
その辺も理想と現実のギャップがあるかもしれません。」

-今後の展望などお聞かせください。


同じ形態のショップは出てくるでしょうし、差別化や工夫が必要だと思っています。
店舗の内装の提案や施工をもっと実績として積み重ねていくこと。
店舗の内装のトレンドが住宅に取り入れられ、住宅の内装のトレンドが外構にくる…という
サイクルがありますので、流行りだす前に商材などを選定したり抑えておく必要があります。
弊社の強みは植栽ですので、目をつけた植物が他に流れないように畑買いをすることもあります。
やはり植栽で差を付けたいので、今後も「うちならでは」の提案をし続けていきたいです。


:取材協力:
株式会社ユニバーサル園芸社
代表取締役会長 森坂拓実
代表取締役社長 安部豪
取材日 2016年4月10日

 

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