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事例・実績 株式会社ウエシン

毎年RIKコンテストで社員が受賞している株式会社ウエシン。
高い技術力をキープし続ける理由、コンテストに応募する理由、人材育成などについて
CAD設計・広報企画の竹野亜沙美氏にお話をお聞きしました。


 

–RIKコンテストに毎年ご応募いただている理由をおききしたいです。


「もともと弊社の和田が自己スキルアップのために個人的にチャレンジしていました。
その姿を見た私が、会社として応募してみないかとみんなに呼びかけました。
それから会社として作品の共有やアドバイスをしあって応募する体制となりました。

客観的意見をもとに各々がブラッシュアップして応募するので受賞する確率が高まり、
7年連続で社員の誰かが受賞できる状態が続いています

 

 

–チーム戦略だったんですね!


「個々のスキルアップ、人材育成の目的でもRIKコンテストへの作品作りを推奨しています。
私は現在は応募を辞退して社員のチャレンジのバックアップにまわっています。
新入社員たちも軒並み受賞していて、各々の自信にもつながっています。」

 

 

–応募作品にかける制作時間はどのくらいでしょうか?


「明確に何時間かけてます!というのはいえなくて…。
というのも、先ほどお話した通り育成の目的でもあるので日常業務の一環なんですね。
設計チームのミーティング時間内にもコンテスト作品について話す時間を設けますし、
普段から作品について相談しあっているので、時間で意識したことはないです。」

 

 

–なるほど。もうウエシンさんの業務の中に組み込まれている感じなのですね。


「代表の松田からは応募するからには受賞して!というプレッシャーはみんなかけられています(笑)。

 

 

–受賞することで顧客へのPRに繋がるからですか?


「もちろん、それもあります。CADのスキルの可視化にもつながるので。
なおかつ個々のスキルアップになるんですよね。作品のコンセプトを練って形にすること、

他者の意見を受け入れてブラッシュアップすること、最終的な判断をして応募に踏み切ること。
CADのオペレーション技術だけではなくて、思考力・ヒアリング力・判断力も備わります。
そして苦労して作った作品が受賞すると、本人にとっても大きな自信になります。

 

 

–みなさんは作品を作る上で参考にしているものなどあるのでしょうか?


「作品のアイデアやコンセプトは個々の判断に任せています。
ピンタレストやインスタを参考に「こういうものが作りたい」とアイデア出しをします。
出されたアイデアに関しては基本的には反対はしません。その辺は自由にしてもらっています。」

 

 

– なるほど…。RIKコンテストが人材育成の場にも取り入れられていて嬉しく思います。
 ここからはコンテストの話ではなく、ウエシンさんのプランニングについてお聞きします。
 プランニングのこだわりなどはありますか?


「プランニングする上でのお客様のヒアリングです。
ヒアリングの時にいかに掘り下げられるか、お客様のインサイトをどこまで深堀りできるか…
しいて言うならばそれがこだわりです。」

 

 

–CADを設計・提案で使う強みはなんでしょうか?


「新入社員、特に若い人材の習得スピードが速いことです。
デジタルツールに慣れているので直感的に使いこなしています。
Twinmotionに関してはこちらが教えてもらうことも多いです(笑)。」

 

 

–反対にCADを使用する上での弱みはなんでしょうか?


「弱みというか、操作方向が統一されていないので各々によって描き方の癖がでますね。
初期のバージョンから使用している者と、最新バージョンから使い始めた者では同じCADでも描き方が違います。
ですので、他者が描いたプランの修正がしにくく結局描き直しになったり…。
その辺りは弊社の代表は非効率だと申しており、描き方の統一性というのは弊社内での課題です。

 

 


–現在の社員数と商圏、年間の図面作成数、年商をお聞きしたいです。


「社員は代表を含めて11名です。商圏は神戸市、芦屋市、西宮市が中心です。
年間の図面作成数は約300件ほどです。年商は4億です。」

 

 

–図面の平均作成時間はどれくらいでしょうか?

物件の規模や個々のスキルによるので一概には言えないですね。
作図時間というか、プランニングも込みで考えていて新規案件の場合は
提案まで2週間、お時間をいただいています。」

 

 

–新築案件とリフォーム案件の割合は? 案件の平均単価を教えていただけますか?


「新築案件とリフォーム案件はちょうど5:5くらいです。
平均単価は新規だと200~300万円くらい、リフォーム案件だと150~200万円くらいです。」

 

 


–集客方法はwebが中心ですか?


「そうですね。webサイトとSNSからが中心です。ハウスメーカーからの案件もあります。

 

 

–成約率はどれくらいでしょうか?


「担当にもよりますし、ハウスメーカーの案件だと案件数が多いので
成約率も低くなるし、私個人だと70~80%くらいはあると思いますし…。
会社として平均すると60%くらいでしょうか。

 

 


–リピート率は高いですか? そのための工夫などされていますか?


「リピート率は高いと思います。
顧客満足度もアンケートの回収率が約6割で、回答者の8割が満足という結果になっています。
リピートしていただくための工夫としてはリアルイベントの開催や、UESHIN GARDEN BOOKを作成して
DMとして送付したり…
公式LINEアカウントを作成してニュースを発信したり、とにかく発信を大事にしています。

 

 

–ウエシンさんはイベントの集客率が高いのもイメージにあります。どれくらいの集客があるのでしょうか?


秋と春の2回、大体的にイベントをしていた時は200組くらい来客がありました。
一組二人で計算して400人以上とかですね。

 

 

–すごいですね! 今後もRIKコンテストへのご参加とますますの活躍を期待しております!


:取材協力:
株式会社ウエシン
代表取締役 松田真哉
所在地 兵庫県神戸市

取材日 2024年6月26日

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