株式会社みずのえ造園土木 | エクステリア外構設計・造園設計・ランドスケープ設計ならRIKCAD

宮城県内を中心にエクステリア・外構設計施工を請け負っている株式会社みずのえ造園土木。2021年に創業後、よりお客様の暮らしに寄り添ったプランニングを追求するため、スタッフの働き方も含めて、様々な工夫を凝らしています。代表取締役の成田悠佑氏にお話をお伺いしました。

この記事のポイント

元保険会社勤務から外構・造園の道へ。27歳で業界転身し2021年に独立
外構・エクステリア7割・造園2割・植栽管理1割の事業構成
RIKCAD導入の決め手は費用対効果と内製化による効率化
施工ミスやロスの削減を実現
在宅勤務×クラウド活用で柔軟な働き方と人材確保を両立

自分たちの仕事の先にある、お客様の生活を見据えて

保険会社のサラリーマンだった成田氏は、手に職をつけようと27歳でエクステリア業界に飛び込んだ。
外構エクステリアの設計施工を中心に、資格を取得して公共土木工事の現場監督としても従事。
その後、2021年に独立。現在は庭のデザインや工夫を通じて、ひとの人生の中心にある普段の暮らしを、
より豊かなものにするための役に立ちたいという想いで働いるという。
商圏は宮城県内全域。業務割合は外構・エクステリアが7割、造園が2割、植栽管理が1割ほど。
新築案件、リフォーム案件はちょうど50:50。集客のメインは集客サイトを通じて受注している。
エンドユーザーが6割、ハウスメーカーやリフォーム会社の案件が4割となっている。
月の平均案件数は平均すると5～10件、案件の平均単価は100万円ほど、売上は約7千万円。
職人、オペレーター含めて5名体制で構成されている。

成田「弊社のサイトへのお客様へのメッセージですが、私の好きな『暮らしの手帳』の元編集長の松浦弥太郎さんが、編集後記に載せていた文章を引用させていただきました。これまでのお会いした沢山のお客様方の声を基にした、暮らしの役に立つ庭のデザインや工夫を届けることが私たちの存在意義であると思います。そして、世の中のお客様方から選ばれるために、上を目指して私たち自身が学び続けなくてはいけないことを、内側・外側の両方に向けたメッセージという意味で掲載しています。」

▲施工事例写真（提供：株式会社みずのえ造園土木）

導入の決め手は費用対効果の良さ。導入後はミス・ロスが削減

RIKCAD導入前は手描きでプランを作成していた。日中は現場、夜は事務所に戻って図面を描く多忙な日々。
案件が増えるにつれて手描きで描くことに限界を感じた。
外注のCADオペレーターに依頼をしたが、コストが嵩むのも悩みの種だった。
外注費が1件あたり1万円だとしても、月20件だと月20万円かかる。

成田「しかもプランは成約前に描くので成約に至らない場合は赤字になってしまいます。RIKCADの価格を調べた時に、費用対効果の面で優れていたため導入を決めました。IT導入補助金を利用することができたのも良かったです。」

実はRIKCAD導入の前に、CADオペレーター兼プランナーを募集し、猪原氏を雇用していた。
RIKCAD導入後は、お客様へのレスポンスが段違いに速くなった。
外注だと情報伝達のタイムラグが発生していたが、社内だとすぐコミュニケーションが取れ、
細部まで詰めた施工図を作成できる。

成田「職人にとっても見やすくわかりやすい施工図となり、ミスやロスが減りました。 また、外注に頼んだ場合は納品日が向こうのスケジュールによって読めない場合がありましたが、社内では仕上がりの日を調整しやすく、お客様との打合せの日程調整もスムーズになりました。」

▲パースイメージ図（提供：株式会社みずのえ造園土木）

在宅OK！限られた時間を有効に利用するための働き方

みずのえ造園土木では社員の在宅勤務を推奨している。
求人の際に会社に近い人しか採用できないという通勤距離の壁が無くなり、
能力のある人材が採用できるのもメリットのうちの一つだ。

成田「限られた時間を工夫して、お客様とのコミュニケーションや、学びの時間として有効活用してもらいたいと思っています。RIKCADもオンライン認証のソフトウェアキーですし、クラウドの各種サービスをうまく利用すれば、場所に縛られない働き方で、限られた時間をより良いプランニングのために活用できると思っています。」

猪原「実際に在宅勤務をしてみた感想は、プランナーやCADオペは頭の中ではいつも常にお客様方のプランニングを考えている状態です。いいアイデアが思い浮かんだ時、自宅と事務所の往復に時間を割かずに済み、各種クラウドサービスで場所に縛られず、図面に起こせるのはアドバンテージが高いと思っています。」

▲施工事例（提供：株式会社みずのえ造園土木）