the Farm UNIVERSAL大阪

導入事例

関西の大人気グリーンショップ・the Farm UNIVERSAL大阪の「おにわのそうだんしつ」では
ガーデン・外構の設計提案にRIKCADをご使用いただいています。
リーダーの坪根氏と真鍋氏、前川氏にお話を伺いました。


 

–エクステリア・外構の設計施工の本格的な受注はいつからですか?

「以前から簡単な外構工事は受けていました。本格的に請け負うようになったのはthe Farmがオープンしてからです。」

 

–園芸業界は運営が厳しいらしいのですが、theFarmができるまでは厳しかったのでしょうか。

「だいぶ厳しかったですね。売上も下がってきてテコ入れが必要だ、ということでtheFarmができました。
そこからはメディアの力が大きかったですね。取り上げられると来店数が増え、口コミやSNSでわーっと広がり、
改装前と後では、売上は約5倍にもなりました。」

 

—the Farmに来店されるお客様の中から“おにわのそうだんしつ”に相談にこられる割合は…。

「来客の1割あるかないか、ですね。スタート時は「お庭を作って欲しい」という要望が多くて、
こちらから外構の提案もできますよ、と話をして。「とりあえずデザイン描きます」という感じで1年くらいやっていたら
付き合いのあるハウスメーカーや工務店などがお客様を紹介してくれるようになりました。」

 


–おにわのそうだんしつ”の人員の体制や売上をお聞きしてもいいですか?


「5人体制でやっています。設計が3名、工事が2名。売上の規模は年間で1億です。」

 


–平均単価はいかほどでしょう?


「200~300万くらいです。大阪中心に営業している中では高い方かなと思います。
もちろん、20~40万の植栽工事だけでも請け負います。」

 


–提案の流れをおしえてください


「ヒアリングを元に彼(真鍋氏)がざっくり平面図を描いてくれてそれをCADで立ち上げて提案します。」

 

–提案の際のポイントなどありますか?

「基本的にナチュラルなテイストを心がけています。
坪根は観葉植物に精通しているのでインドアグリーン提案や、
マンションの専有ベランダガーデンの提案もできます。
外の植栽だけではなく、観葉植物にも強いのはポイントになります。

 

–CADで描き起こす際の苦労などはありますか?

「既製品を使う事が少なく、自分でCADで部品を作ることが多いので入力に時間がかかります。
バンプマッピングで素材感がでるので作りがいはありますが…。」

 

–なぜあまり既製品を使わないのでしょうか?

「植栽をたくさん入れるので基本的には既製品ではなくてオリジナルの自然素材の部材を使います。
オリジナル部材なのでメンテナンスの相談をよく受けます、そこから2期・3期工事になることも。
リピーターがとても多く、工事させてもらったお客様はずっとつながりがありますね。

 

–オリジナルの部材ばかりだと工事が大変なのでは…?

「そうですね、協力業者の皆様にとても助けられています。
無茶なお願いをしても応えてくれるのは今まで構築してきた人間関係の信頼もありますが、
面白いことに食いついてくれる、チャレンジしていることに賛同してくれている側面もあると思います
とてもありがたく思っています。」


▲オリジナル部材がたくさんの施工事例

–CADを使用しての提案の手応えはどうでしょうか?

「額に入れて飾ります! というほど喜ばれる方もいます。
自分の庭がこんなふうになるんだ! という喜びを感じてもらえています。」

 

–手描きのプランを提案する事は?

「その場合もあります。ディティールがあまりなくても雰囲気よく仕上がるのが手描きのメリットでありデメリットです。
CGは緻密に再現しすぎる部分が、メリットでありデメリットでもある。
そういう意味でうちは手描きとCAD、どちらでも提案できるのが良さだな、と
僕の持論ですが男性と女性では少し感覚が違うと思っていて。
女性は想像より、具体的なイメージを好むような気がします。
男性は平面図や手描きパースから想像するのを楽しむ傾向があると思います。」


「CADパースは正確がゆえに、よそへ持っていかれると誰でも作れてしまう、
図面盗用につながることがデメリットです。」

 

–図面の盗用は悩ましい問題ですね。図面料を有料にしている施工店も増えつつはありますが…

「一時期、有料にしたんですがやはり客足が減りました。
成約率は比較的あがりましたが全体の案件が減るので一旦、中止にしました。」

 

–全国では増えつつりますが、地域差もあるかもしれませんね。一ヶ月の新規のご提案や、成約率はどんなものでしょう?

「新規案件は20~30件で、成約率は5~6割ですね。」

 

お庭や外構を提案する価値や魅力とは?

「自分の思ったものを形にできる、というところです。
自己満足じゃなくてお客様の満足にもつながって作り上げることができるところに価値を感じています
前職はメーカー勤務でエンドユーザーさんと直に接する機会がなかったので、
theFarmにきて対面で話して反応をダイレクトに感じられるのが魅力です。」

 

–今後の方向性は?

「おかげ様でtheFarmUNIVERSAL大阪の年間集客はレジベースで30万人、100万人以上の来場になっています。
しかし、こういう形態のショップも増えてきているのでやはり差別化が重要です。
ありきたりなことはしたくないという事と、先を見据えておかないといけないと思っています。
店舗の内装が住宅に取り入れられ、住宅の内装から外構へ。
その流れをやっぱり注視しておかないといけないな、と。

ブルックリンスタイルが店舗で流行った後、住宅のインテリア取り入れられて、そして外構にもその流れが。
流行り出す前に商材を、選定したり抑えておく必要があります。
さらにうちは植栽が強みなので他に流れないように畑買いをすることもあります。
やはり植栽で差を付けたいので、そういうところには特に注意して今後も“うちならでは”の提案をし続けていきたいです。


取材日 2017年9月14日


:取材協力:
the Farm UNIVERSAL
創業 1968年4月
代表者 森坂拓実
所在地 大阪府茨木市


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